外科は、手術によって病気やけがを治します。私は医師になって以来、外科医として一貫して手術を行い治療してきました。 手術は主に胃がん、大腸がん、食道がん、肝がん、膵がん、胆道がんなどを中心に肺がんや乳がんなどを行ってきました。また、胆石症、鼡径ヘルニア、痔、虫垂炎などの良性の病気も同様におこなってきました。 このたびクリニックを開院し、クリニックで行える手術は限られてきますが、可能な限りの技術の提供いたします。 また、外科医としての気構えもこれまでと全く変わらず、一生涯 精進を続けてまいります。 最先端の治療に関しましても、現役の外科医に決して負けない気概で勉強を続けてまいります。 今後、手術を受けられる患者さん、手術を受けられた後の患者さん、また患者さんのご家族の方などにとって、精一杯のお役に立ちたいと考えています。手術に関してどんなことでも気軽にご相談ください。手術を受けられる患者さんのそばにいつも寄り添っていたいと思っています。

外科の主な診療内容

  • 切り傷、擦り傷、打ち身、捻挫などの外傷
  • 火傷
  • できもの(粉瘤、腫瘍、炎症)
  • 巻き爪、陥入爪
  • 乳腺炎の処置
  • 体表リンパ節の生検
  • 胃瘻チューブの交換 など

巻き爪・陥入爪

巻き爪・陥入爪とは

足指の爪の両端が湾曲している状態を巻き爪といいます。湾曲が強くなると爪が皮膚を巻き込んで食い込み、炎症を起こします。この状態が陥入爪です。出血や膿がたまることがあり、強い痛みで歩行が困難になる場合もあります。
原因は、合っていないサイズの靴、ハイヒールなどによって足の指に負担がかかることなどが考えられます。爪切りの際に、両端を深く切ると巻き爪になりやすいので、水平に切るようにしましょう。

巻き爪・陥入爪の治療

ワイヤーなどを使った矯正治療は、時間がかかり再発リスクも高いため、症状が悪化している場合や、何度も再発する場合には小手術をおすすめしています。

陥入爪手術

足に麻酔を行って、両端の爪が曲がって皮膚を巻き込んでいる部分を切除します。手術では、爪が生えてくる部分の爪母まで切除を行うため、その後の再発がありません。この手術は外来で受けることができ、所要時間も10分程度です。
手術後は抗生剤と痛み止めを処方します。痛み止めは痛みがなくなったら服用を中止します。ほとんどの方が、1回程度の服用で痛みが気にならなくなるとのことです。 通院は、手術後3日以内にいらしていただき経過を観察します。その後は、1週間、2週間、1ヶ月という間隔で通院します。
なお、手術を受けると陥入爪の再発はありませんが、膿のたまっていた部分の清潔を保てないと再び膿む可能性があります。
健康保険適用の手術ですので、費用の目安は6,000円~8,000円(3割負担の場合)程度です。

粉瘤

粉瘤とは

皮膚にできる良性腫瘍で、アテロームとも呼ばれています。嚢胞(のうほう)という袋状の病変に古い角質や皮脂がたまるもので、表皮の下にでき、表面に小さな開口部があります。身体のどこにでもできる可能性があり、炎症や感染を繰り返して大きくなってしまうこともあります。中には20cmを超えるサイズになってしまうものもあります。そのままでは治りにくく、痛む場合もあります。

粉瘤の治療

局所麻酔でできるだけ傷口が小さくなるよう皮膚切開術を行い、膿を出して袋状の嚢胞を丁寧に取り除きます。症状が重い場合には、嚢胞の壁をきれいに除去するために掻爬も行います。その後、縫合して終了です。外来で受けることができる手術です。
手術後には抗生剤と痛み止めを処方します。痛み止めは痛みがなくなったら服用を中止しますが、ほとんどの方がこれで痛みをコントロールできています。
通院は、手術後3日以内にいらしていただき経過を観察し、問題がなければ以降の通院は必要ありません。清潔を保って傷口に膿がたまることがないよう、ご自宅でのケアが重要です。
健康保険適用の手術です。大きさや数、手法により変わりますが、費用の目安は4,000円~10,000円(3割負担の場合)程度です。